青汁の知識

どうして緑色なのに「青」汁?

青汁は緑葉野菜の葉を絞った汁のことですが、汁の色は緑色です。
それにもかかわらず、「青」汁と呼ばれています。
なぜ緑色なのに青汁と呼ばれているのでしょうか。
青汁という名前の由来から見ていきましょう。

青汁という名前の由来

青汁が誕生したのは1920年代。
岡山県の遠藤仁郎博士が地域の人々の栄養不足を補うために考案した野菜の絞り汁です。
当初は小松菜やカブなどの葉を使って汁を作り、飲んでいました。
現在は工業的に粉末を作る製法が一般的ですが、野菜の絞り汁という考え方は変わっていません。
遠藤博士はこの野菜の絞り汁を青汁(あおしる)と濁点抜きで呼んでいたそうですが、遠藤博士の奥様が青汁(あおじる)と濁点のついた名前をつけたことから、青汁(あおじる)という名前で普及するようになりました。

なぜ緑色なのに青汁なのか

それでは、なぜ緑色なのに青汁と呼ばれているのでしょうか?色だけで考えると、「緑汁」と呼んでもおかしくないと思うかもしれません。
それは、昔から使われていた「色」に関する呼び方の名残りが関係しています。
古来の日本語では、「藍色」や「青色」、「緑色」など青に近い寒色系の色は全て青として扱っていました。
逆に「オレンジ色」や「赤色」、「黄色」などの暖色系の色は全て赤です。
「緑色」は新鮮な新芽などの色を表現する言葉として昔から存在はしていましたが、色そのものを表す言葉としては、青色と区別されていなかったのです。
緑葉野菜は寒色系の緑色のため、青物野菜や青野菜、青菜と呼ばれていました。
現在でも一般的に青物野菜という呼び方はされていますね。
青汁は緑葉野菜、つまり青物野菜の汁です。
汁そのものも緑色です。
そのため、「青汁http://skwpspace.com/main9.html」という名前がついたと考えられています。
他にも緑色なのに青が使われているものはあります。
例えば、青りんごや青虫は緑色なのに青といいますよね。
しかし、青汁を英語で表現すると、青色の「Blue juice」ではなく、緑色の「Green juice」という呼び方です。
英語の場合は、植物の緑色から名前がつけられています。